千葉のおばちゃん横丁

千葉のおばちゃんです。                                                              実生活に根ざしたテーマを取り上げ、日常に潜む美しさや楽しさなど再発見したことを、皆様と共有、共感できたらいいなと思い書いています。

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むかごゲット! でも…これ、ニガカシュウかも?

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こんにちは!千葉のおばちゃんです。

今日はむかごのお話。

皆さんはむかごってご存じでしょうか?私は3年くらい?前に知りました。

パパと散歩している時に、「あ。むかごだ!これ美味いんだよ。」と教えてくれたんです。

コロコロとした、小さいじゃがいもみたい。これは美味しそうだな~と思いました。

その時は数個しか採ることが出来なくて、家に持ち帰った後、土に植えて育ててみる事にしました。

ある日、八百屋さんでむかごが売られているのを見つけました!

旬ではなかったのでこれまで店頭には並んでいなかったのでしょうが、むかごの存在を知らなければ、きっと棚の前を素通りしてたことでしょう。むかごが八百屋さんに売っていたなんて驚きです。

どんな調理法で食べてみようか迷った末、まずは素の味を確かめてみようと、半分は塩ゆでにしてみました。

ドキドキのお味の方は。。。食べられなくはない。

思っていたほど美味しくはなかった(笑)

青臭い?感じがしましたね。

見た目がプチジャガイモだから、頭ではもう、ジャガイモそっくりな味を予想していたんですよね~ハハハ

パパは美味しいと言って喜んで食べてました。むかごのクセも気にならないようでした。

残りの半分は甘辛で煮付けてみたんですけど、私はこちらの方が食べやすかったです。

油との相性も良いらしいので、揚げて食べるのもよかったかもしれません。

食べ方のレシピを色々調べたら、むかごご飯というメニューが沢山あって、むかごご飯が人気なのかしら。

私はむかごを買ってまで食べたいとは思わないのですが、サバイバル生活をしなくてはならない時には張り切って採りに行きます!

いざという時にはご馳走の部類に入る食材のひとつかなと思います。

 

さて、そんなむかごについて、調べてみました。

むかご(零余子)は、山芋や自然薯(じねんじょ)のツルにできる小さな球形の芽(むかご芋)のことです。山芋や自然薯の栽培において地面の下に根(芋)が成長する一方で、むかごは地上部のツルに付く小さな芋で、食用としても親しまれています。

見た目は小さな丸い形をしており、色は茶色や緑色で、直径は1センチ前後が多い。

むかごは栄養豊富な食材で、特に食物繊維、ビタミンB群、ビタミンC、カリウムマグネシウムなどが含まれています。これらは腸内環境の改善や免疫力の向上、疲労回復などに役立つとされています。

むかごが採れるのは主に秋、9月から11月にかけてです。秋の山の幸として人気があります。

秋になるとむかごはスーパーや直売所などで見かけることが増えますが、山に自生しているものもあります。もし自分で採取する場合は、自然薯のツルを目印に見つけることができます。

 

さて、お店で売られているむかごではなく、自分で採取して食べるとなった時には注意が必要です。

むかごにそっくりな「ニガカシュウ」というとい植物があるんです。

このニガカシュウは毒性があって、(そこまで強い毒ではないようですが)食べると口の中がピリピリして、とっても苦いそうなんです。

強毒ではないにしろ、食べたくはありませんね。

見分け方について調べてみました。

 

特徴の比較

1.葉の形状と

  • むかご(ヤマノイモ : むかごはヤマノイモの蔓にできます。ヤマノイモの葉は、ハート型や楕円形で先がとがっているのが特徴です。また、蔓は細く、他の植物に巻きつくように成長しますします。左巻き
  • ニガカシュウ: ニガカシュウの葉は、通常、細長くて3枚1組の小葉から成ることが多いです。葉の形や配列が異なるため、ここで区別できます。また、蔓もヤマノイモほど長く巻きつかないことあります。右巻き。

2.実際の付き方

  • むかご: むかごは、蔓の節々に小さな球状の実がつきます。これは明確にヤマノイモの特徴で、蔓全体にまばらに実がついているのが見られます。
  • ニガカシュウ: ニガカシュウの実は、ぶどうのように房状態になることがあります。実がまとまってついている場合、むかごではなくニガカシュウの可能性が高いです。

3.表面の触感と見た目

  • むかご: 表面は緩やかで、茶色や灰色っぽい色をしています。実は比較的小さく、形が均一です。
  • ニガカシュウ: 実の表面には凹凸があることが多く、色も緑がかった黒っぽくなることが、むかごとは少し異なる感触です。

4.場所と育環境

  • むかご: むかごは、主に山林や日当たりの良い斜面などに自生しているヤマノイモの蔓で見つけやすいです。
  • ニガカシュウ: ニガカシュウは、雑木林や湿地などもありますが、葉や実の形状で区別することができます。

5.匂いや味の確認

  • また、むかごは基本的に食用ですが、間違えて食べるときは必ず少量にして様子を見るのが安全です。
  • ニガカシュウ: ニガカシュウの実は苦味が強い、食用には向きません。匂いが違う、食べた時の味も少々苦いです。

私がむかごかを確認する時に、一番解り易いと思っているのがツルの巻き付き方です。

むかごは左巻き。反時計回りにツルに巻き付きます。

ニガカシュウは右巻き。時計回りに巻き付きます。

ちなみに植物のツルが右巻きか左巻きかを判断するには、支柱を右手て握った時に親指の方向にツルが伸びていれば右巻き。

左手で握った時に親指の方向にツルが伸びていれば左巻きという方法があります。

家で育てているむかごのツルの写真です。

むかごにもゴツゴツとした凸凹が付いていたりするものもあるし、大きなむかごもあるんですよね。

葉も細長いとか、丸いとかそういった判断というのはとても難しい。

ツルの巻き付き方での判別は比較的解り易いのではないでしょうか。

今までニガカシュウを見つけた事がないので、ぜひ見つけてみたいなと思っています。

野外で植物を採取する際には、確実に安全と理解するもの以外は口にしないように、慎重に判断することが重要です。

むかごを採取する際は、誤ってニガカシュウなどの食用などに適さない植物を取らないよう気を付けたいですね!

 

今日の一言

今日ブログの記事を書く時に、ウォーキングと散歩という言葉を間違えて使っているかも?とふと思ったんです。

ウォーキングと散歩、どちらも歩くことには変わりませんが、その目的や雰囲気はちょっと違うようです。

ウォーキングは「さあ、運動するぞ!」という感じで、健康と体力づくりを目指して、しっかりとしたペースでカロリー消費や体力アップが目的なので、ちょっと速めの歩幅で、心拍数を上げながら進むのが特徴。

一方、散歩は気分転換やリフレッシュを楽しむためにのんびり歩くもの。 特にペースも気にせず、景色を楽しんだり、ボーッと考え事をしながら歩くのがポイント。

 ウォーキングは「1日○分歩こう」とか「○km目指そう」とか目標を決めて行うことが多いのに対し、散歩は時間も距離も気にせず、好きな時に好きなだけ歩く自由なスタイル。

私の場合は一日の目標歩数が3000から5000歩。目的は体力作りでもあり、気晴らしでもあり、植物観察でもあります。

お買い物のついでが、ほとんどだったりもしていますが。ハハハ

私の場合はウォーキングを目指したお散歩をしているみたいです。(笑)